レコーディング@ブエノス・アイレス/アルゼンチン
伝説のアルゼンチン・シンガー、グラシェラ・スサーナ (2006年12月)
http://www.youtube.com/watch?v=Bw1SxqIQD5M
70年代に日本で「アドロ」、「サバの女王」などの大ヒット曲をもつアルゼンチンの女性シンガー、グラシェラ・スサーナのボーカル録音のディレクションをしてきました。 まずは力強い女王の声に圧倒されました。スサーナは日本が本当に好きだったんですね。母国に戻ってからもずっと日本の歌を歌い続けていたんですから。
現地で出会ったピアソラと競演したことがあるという、77歳のお喋りフルート奏者、シュナーデさんの音色に惚れました。またいつかお仕事したいです。
現地のスタジオは、プロツールスなどのシステムの互換性は全く問題なかったのですが、サーバーの相性が悪かったのかまともにメールのやりとりができず、おまけにファックスがまだ電話と手動で切り替えだったりしてかなり困りました。
〔余談〕なんといっても、ブエノス・アイレスがあんなに大きな都市とは予想していませんでした。地下鉄は東京よりも先に走っていたそうです。ただし、いまは日本の総武線?の電車の車両の払い下げが走っています。アルゼンチンには昔日本からの移民があったので、日本食専門店などはありますが、麺類は乾麺しかないのが寂しかったですね。それにしてもタクシーで偽札をつかまされたのはとてもショックでした。
グラシェラ・スサーナ「アルゼンチンからの贈り物」(2007.4.3)