ロックの学園2010、放送後の追記!
RCサクセッション当時の古い映像を見ているといろんな想い出がよみがえりました。80年ごろだったか、週刊プレイボーイで連載が始まったハードボイルド系の漫画(タイトルは忘れました)の第一話、主人公が長い海外生活から帰国し、空港に出迎えに来た仲間の車の中で、ラジオから流れてくる音楽に食いつき、「誰だ、これ?」と。そしてその仲間の口からは「さっすが・・・。RCサクセション。」とか。いわゆる“ゾク”全盛時代、RCは、できるだけ彼らに集会させないように、土曜にライブをやっていたとか。それにしても、今年の「ロックの学園」を終えて痛感したのは「彼女、教科書ひろげてるとき・・・」という“トランジスタラジオ”の歌詞の鮮烈さ。当時誰もこんな詩を書いた人はいなかったでしょう。 何かこの1行で校長は永遠の若さと反体制派闘士のポジションを築いたんだじゃないでしょうか。そして、「ずっと夢を見て幸せだったな・・・」(“デイドリーム・ビリーバー”)(久美子〈山下〉さんが08年に原宿のライブで歌ったのが忘れられないんですが)で、80年代清志郎像を完結させたような気がするのです。あくまで筆者の個人的意見ですが。そして最後に、昨年校長の葬儀(写真)に参列された方、遺影のスマイルには泣けましたね。ホントに。
でも、最後こんなオチでたいへん不謹慎ですが、あの校長の表情誰かに似てるなあって思って、後でうちに帰ってサマーズの三村と気がつきました。これ私だけ??たいへん失礼しました。それでは、『ロックの学園』、来年も「愛し合っていこうゼ〜!!」